子育て

言うこと聞かないと、突き放してしまう。

● 子育てにおいてのご質問をお受けいたしました。

ピアノの先生の集まりで、質疑応答の時間でのことです。

ピアノのレッスン講座においても、育児相談をよくお受けします。

まずは、あの場所で挙手なさってお子様のことをお話しいただき、ありがとうございました!

お子様とのやりとりの最後に、親の要求に対し、思うような言動が返ってこないときの捨て台詞のようになる?突き放すような声かけを気にされています。

ママ
ママ
早くしなさい!
ママ、もう知らないからね!
お出かけしちゃうから!!プンプン。

具体的に様子がわからないので、想像でお話しさせていただきます。

先生
先生
お子さんのやっていることを、実況中継して、それが今、やらなければいけないことかを考えさせ、時には我慢させるのが私のやりかたです。
ママ
ママ
レゴブロックで、遊んでいるのね。もっと遊んでいたいのね。ママは、出かけるよ。
先生
先生
同時に、お母さんは、今、これをしなければならないと、こどもに現状とお母さんの気持ちを感情的にならずに伝えます。
ママ
ママ
ママは、いますぐに出かけないといけないの。いっしょに、急いで準備してくれると助かるのだけど?
こども
こども
やだよ。・・・・
ママ
ママ
ひとりで、お留守番をして、待っててくれるの?

お子さんが言うことをすぐに聞き入れてくれないのは、よっぽどママが好きなんだな~と思ってしまいます。

好きなことに熱中しているのに、早くやめて準備しなさい!
と、言われてすぐにやめる子の方が心配です。

いつも口やかましく言われていて、怒られないようにするために、自分を押し殺すようなお子さんにはなってはいけないと思います。

よほど信頼されているんだと、安心してください。

どこまで受け入れてくれるかを測って、甘えているだけだと思います。

〇〇先生は、突き放しているつもりでも、お子さんは、絶対そんなことはないと、信じていらっしゃることでしょう。

ただ、親の価値観で、一線を決めて、許容範囲を超えた場合、「ママ、もう、知らない!」と、言ってしまったのなら、本当に放っておく覚悟で言うことが大切だと思います。

どうせ、あとでやってくれる、結局は連れて行ってくれることを、知っています。

お母さんが受け入れてくれるほど、お子さんも受け入れてくれるものです。

ある程度は、許容範囲を広げてあげてください。

外では問題のない、よいこではないですか?

親の前でよいこの方が心配ですよ・・・

こんな風に、育児相談を受けることが、多いです。

思うところを書いてみました。

先生
先生
そうやってどうしたらよいかを考えていることが、すばらしい!ママです。
私はそう感じましたよ。

それから、数日後、親子関係に変化があり、自分から、これをする!と決めて、最後までやり遂げる姿が見られたそうです。